大相撲の巡業でサインをもらえるの

大相撲の巡業が各地で開催されます。普段は見れない各力士の意外な取り組みやパフォーマンスが見れるので人気があります。また、近くで取り組みも見れて迫力満点です。力士と身近に触れ合うチャンスでもあります。お目当ての力士がいれば、写真を撮ったり、サインをもらったりといろいろ特典がありますので是非、巡業先を訪れてみてはいかがでしょうか。

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地方巡業とはどんなもの

巡業は、相撲をみんなに知ってもらうためや、地域を元気にしたり、青少年の育成を目的に各地域を回って行われています。

巡業 旗                                 出典:http://nakai-koumuten.com/author/nakai-kaori/page/6/

春場所のあとに回るのが春巡業。

名古屋場所のあとに回るのが夏巡業。

秋場所のあとに回るのが秋巡業。

九州場所のあとに回るのが冬巡業となります。

春巡業は近畿、中部、関東地方を巡回。夏巡業は東北、北海道地方を主に巡回。秋巡業は中部、近畿、中四国地方を巡回。冬巡業は九州地方を巡回します。

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巡業ではどのようなことをするのか

巡業ではどのようなことをするのでしょうか。ある巡業の一日について相撲協会からの情報をもとに紹介します。

巡業 玉ノ井部屋                                 出典:http://www.tamanoi.com/?p=611

・前日には巡業地へ入ります。

親方や各力士たちは、前日に巡業地に入ります。総勢で270名ほどの力士たちが巡業地へ向かうことになります。

・当日は朝8時頃から開場が始まります。

開場が始まると、呼出しが会場の外で太鼓を打ち鳴らし、開場を知らせます。

・8時半ころからは幕下以下の稽古が始まります。

朝早くから幕下以下の力士たちが一生懸命稽古している姿は感動します。

・8時から9時ころは待望の握手会の開催。

人気力士たちと握手をしたり記念撮影をしたり、サインをもらったりします。普段ではなかなか出来ない力士との交流が出来ます。

・8時半から10時半ころは十両・幕内の稽古となります。

大関や横綱の稽古は幕下とはまた一味違う稽古の模様が楽しめます。

・10時半から10時45分ころは子供たちのと稽古の時間です。

力士たちの稽古の次は地元の相撲クラブや小中学校の少年たちとの稽古が始まります。 小さな子供たちが力士と取り組む姿は滑稽で大いに楽しませてくれます。

・10時45分ころから11時ころは相撲講座。

普段は聞きなれない相撲用語である蹲踞(そんきょ)、塵手水(ちりちょうず)、醜(しこ)などの土俵の作法や股割りなどの実演、弓取式や土俵入りの意味などをわかりやすく説明してくれます。

・11時ころから取組開始。

幕下以下の力士の取組がいよいよ開始されます。やっぱり地元出身の力士は人気があります。

取組の間には初切(しょっきり)や相撲甚句(すもうじんく)・櫓太鼓打分(やぐらだいこうちわけ)など本場所では見られない一味違った催し物があります。

人気力士の髪結い実演、横綱綱締め実演、なども見られるかもしれません。

・12時半ころから土俵入りの始まりです。

十両力士の土俵入りのあとはベテランが対戦する十両取組があります。 中入り(休憩)のあとは幕内力士の土俵入りです。豪華な化粧廻しにも注目です。テレビでよく見る赤ちゃんを抱いての土俵入りも行われることもあります。

・13時半ころから横綱の土俵入りの始まりです。

横綱土俵入りは、やっぱり迫力があります。太刀持ちと露払いもかっこいいです。

・13時50分ころから幕内取組が始まります。

幕内力士どうしの対戦です。真剣勝負で迫力満点です。結びの一番は見逃せません。

・15時ころから弓取式が始まります。

恒例の弓取式が始まります。華麗な弓さばきはすごいです。

・15時半ころから次の巡業地へ出発します。

休む間もなく次なる巡業地に向け出発です。お疲れ様です。

こんな感じで巡業が開催されます。是非、見に行ってみて下さい!

巡業ではサインをお願いしても大丈夫

巡業先でサインをもらう方法は、大きく2つあると思います。まず一つ目が、巡業で予め予定されれている握手会や写真撮影会でもらうパターンと、二つ目は、力士たちが稽古や取り組みをしていない空いている時間に声をかけてもらうパターンがあると思います。

巡業 サイン

出典:http://yossyplanter.blog51.fc2.com/blog-entry-279.html

□巡業で予め予定されている握手会や写真撮影会でサインを貰う場合

各会場によっては時間やスケジュールが変わると思いますが、開場から約1時間位(8時から9時位)の間に人気力士の握手会や撮影会が予定されてます。その際に、サインを貰うことが可能です。

ただ、当然全員の力士が握手会に出るわけではありません。お目当ての力士が来るとは限りませんので要注意です。また、横綱や大関陣は握手会等には出ませんので、横綱や大関のサインをもらいたい場合は、声掛けにチャレンジが必要となります。

□力士の空いている時間にサインをお願いして貰う場合

巡業のそもそもの目的が相撲の普及や地域活性化などなので、稽古が目的ではありません。なので、ちゃんと丁寧にお願いすればサインはもらえます。

ただ、注意しなくてはならないのは、声を掛けるタイミングです。力士たちも遊びに来ているわけではないので稽古をしたり、取り組みをしたり実践さながらに取り組んでいます。

なので、緊迫している状況で声を掛けるとサインに応じてもらえない場合がありますので注意して下さい。

比較的サインのお願いし易いタイミングとしては、稽古や取り組を行っていないイベント等が行われている際が良いと思います。初切(しょっきり)や相撲甚句(すもうじんく)・櫓太鼓打分(やぐらだいこうちわけ)などを行なっている時なんかはねらい目ですね。

あとは、稽古が終わって引き上げる際にうまくタイミングが合えばサインや写真のお願いが出来ると思います。

巡業先での持ち物はなにが必要か?

時期や場所によって違いはありますが、最低必要と思われるものはなんでしょうか。

・カメラ

力士や会場の雰囲気、お土産など写真撮影で必要です。カメラのバッテリーは十分に充電しておいてくださいね。途中でバッテリー切れになったら大変ですからね。

・サインを貰う色紙など

サインを貰うための色紙やノート、グッツなどを忘れずに。せっかくサインを貰うのですから思いつきでその場で購入したものや小さい小物にサインを書いて貰って後悔しないようにしましょう!

・サインを書いて貰うためのマジック

当然ですがサインを貰うためには書くものが必要ですよね。力士の皆さんが書きやすいように太めのマジックが良いと思います。

・スリッパ

土足厳禁な場所もありますので携帯用のスリッパは持参した方が良いと思います。

・その他

時期などにより寒さ、暑さ対策出来るものも必要ですので、その時々で準備しましょう!

こんな感じでしょうか。

力士の皆さんに声をかけてサインを貰ったり、写真撮影をお願いしたり緊張するかもしれませんが、リラックスしてマナーを守ってお願いしてみてましょう!

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